データヘルス計画

平成25年に閣議決定された「日本再興戦略」の1つである”国民の健康寿命の延伸”するための方法として、平成27年度からすべての健康保険組合にデータヘルス計画の策定・公表・実施等が義務付けられています。
「予防・健康管理の推進に関する新たな仕組みづくり」として、医療情報(レセプト)や健診結果の情報等のデータを活用して、科学的にアプローチすることで保健事業の実効性を高めていくことがデータヘルス計画の狙いです。

データヘルス計画の特徴

データヘルス計画は、検診・レセプト情報などのデータ分析に基づき、PDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業を実施する取り組みです。

特定健診との関係

平成20年度に開始した特定健診制度は、健診データを電子的に標準化し、データに基づき保健事業のPDCAを回すことを狙いとしています。

また、特定健康診査等実施計画は、保健事業の中核をなす特定健診および特定保健指導の具体的な実施方法等を定める計画であることから、健保組合が保健事業を総合的に企画し、効果的かつ効率的に事業が実施できるよう、データヘルス計画と特定健康診査等実施計画とは相互に連携して策定することが望ましいとされています。